社員インタビュー

専門性の高い仕事ですから、
最初はどんな人でも素人同然。
少しずつ学んでいけるのが面白い。

設備営業部

森 雅史


入社から30年が経過。長く続けているのは居心地の良い職場だから。



建築設備関係の専門学校を卒業後、新卒で入社してすでに30年が経ちます。この会社で働き続けているのは、アットホームな雰囲気が気に入っているから。私と同じ学校を卒業した仲間もいますし、とにかく居心地の良い職場だと思います。

当社は、消火設備の設計施工と保守点検を専門に手掛ける会社です。私が主に担当しているのは新築の案件を施工管理しています。事務所ビル・商業施設の消火設備全般ですが、スプリンクラー設備設置工事が多いです。最初に設計図の作成から始まり→見積もりと実行予算書の作成→金額交渉し正式に受注となります。施工図面の作成から工事が完了するまでの期間は短い案件で4~6ヵ月ほど。大規模なものになると1年から3年かかるケースもあります。施工図面は他設備との取合い調整やレイアウト変更等にタイムリーに対応し修正図対応が大変な場合もあります。





協力会社さんが働きやすく、作業しやすい環境を作る。それが私たちの大切な役目。

私は、徐々に仕事を覚えていけるのが面白いと感じています。自分一人で現場を担当するようになると、1つや2つは必ず失敗することが出てきます。「こうすれば良かった」という反省の繰り返しですが、それをクリアしていくうちに「またやりたい」という意欲が自然と湧いてくるはずです。専門性の高い業務だけに、はじめから全てをこなせる人なんていません。経験を積みながら、少しずつ学んでいけるのが楽しいと思いますね。

私たちはあくまで管理する立場であり、実際に施工を行うのは協力会社のみなさんです。業者さんたちが仕事をしやすい環境を作る。それが私たちの仕事であり、大切な役目になります。全体の工期を見ながら、うまく工程を調整し、現場がスムーズに廻るように考える。そうすることで協力会社の作業員さんも仕事が進めやすくなり、限られた人数で効率的に業務を完了させることができるわけです。






50代を迎えた今の目標は、これから入社する若い人材を育成すること。



何より大切にしているのは、お客様から言われた納期です。いつまでに何をやるのか、それをきちんと記録しておき、スケジュールを必ず守るように気を付けています。1日、2日程度であれば調整が利きますが、大幅に工期が遅れてしまうと、その後の工程に大きな影響が出て、お客様にもご迷惑がかかります。業務のスタートと終わり、中間の検査などはきちんと日付を押さえるように常に心掛けています。

この会社の良いところは、言いたいことが遠慮なく言える職場の雰囲気です。上司と部下の垣根もなく、堅苦しさは一切ありません。管理職になるまでは残業代もきちんと支給されますのでこの間にスキルアップして欲しいです。
私もすでに50代ですから、今後は若い人たちを育てていきたいですね。将来の会社を担う方にご入社していただき、私たちの業務を引き継いでもらいたいと願っています。

一日の流れ

  • 08:00

    朝礼

    現場の朝礼に参加し、協力会社さんとのミーティングを行います。

  • 11:30

    打ち合わせ

    工事の進捗状況を確認しながら、午後の作業の打ち合わせを実施します。

  • 13:00

    図面、見積もり作成

    図面を作成するほか、お客様からの見積もり依頼などに対応します。

  • 15:00

    資料作成、写真整理

    後日必要となる打ち合わせ資料の作成や、工事現場を撮影した写真の整理などを行います。

  • 17:00

    退勤

    現場の終業を見届けて1日が終了。会社や現場での残務作業がなければ、そのまま直帰しますが、図面や見積・手配関係の残務があり定時帰社は難しいのが現状です。